ここが知りたい!
画像診断2020 年6月号特集「肝胆膵の画像診断-おさえておきたいモダリティ別ポイント-」
福倉 良彦
1
,
出雲崎 晃
2
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科放射線診断治療学教室
2金沢大学大学院医薬保健学総合研究科内科系医学領域放射線科学
pp.1356-1358
発行日 2020年10月25日
Published Date 2020/10/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001960
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Q1 分枝型IPMN では分枝内の結節の検出が重要ですが,CT,MRIでは判断が難しい場合も経験します.分枝内結節の読影ではどのような点に注意すればよいでしょうか?
Q2 膵炎の画像診断で,ガイドラインでは発症後4週を境に被包化される/されないと分けられるのですが,実際には4週で急に被包化されるわけではないですし,そこの境に関して違和感が残ります.そのあたりはどのように考えればよいでしょうか?
Q3 ある程度以上の重症度の膵炎になると,実際には,脂肪壊死を伴っていないことはほとんどないような気がしますし,以前,仮性嚢胞としばしば呼んでいたものの多くは膵周囲の脂肪壊死が大半のようにも思いますが,いかがでしょうか? 先生の考えをお聞かせください.
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