ここが知りたい!
画像診断2020年11月号特集「診断を決める! 婦人科画像診断のルールブック」
上野 嘉子
1
,
坪山 尚寛
2
,
尾谷 知亮
3
1神戸大学大学院医学研究科放射線診断学分野
2大阪大学大学院医学系研究科放射線医学講座
3京都大学大学院医学研究科放射線医学講座(画像診断学・核医学)
pp.494-496
発行日 2021年3月25日
Published Date 2021/3/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002266
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Q1 拡散強調像の撮像について,筋層浸潤の評価のためには子宮軸に合わせた撮像が推奨されているようですが,リンパ節転移についてはやはり身体軸に合わせた通常の横断像で評価しやすいです.検査時間との兼ね合いもふまえたお勧めのプロトコールを教えてください.また,筋層浸潤の評価によりリンパ節郭清の選択あるいは範囲がどのように変わるか教えてください.
Q2 壁在結節のサイズについて,良悪性の指標となるエビデンスがあれば教えてください.また,実際の臨床で微小結節をみた場合に,良性だと思っていても,断定するのは危険で困っています.対処法があれば教えてください.
Q3 リンパ節のFDG集積の程度や部位が典型的な転移とはいえない場合,“非特異的な集積の可能性があるが転移は否定できない”という曖昧なレポートになりがちです.具体的な所見の書き方のコツがあれば教えてください.
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