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画像診断2020 年3 月号特集「MRI 再入門-放射線科医のためのマストアイテム- Part 2」
舟山 慧
1
,
本杉 宇太郎
1
,
江戸 博美
2
1山梨大学医学部放射線医学講座
2防衛医科大学校放射線医学講座
pp.998-1000
発行日 2020年7月25日
Published Date 2020/7/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001820
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Q1 担癌患者の術前の造影CTで,肝転移か,造影剤流入の遅い血管腫か鑑別ができない場合, EOB-MRIと細胞外液性造影剤によるダイナミックMRIのどちらを選択すべきでしょうか? また,LI-RADS による病変のスコア化において,複数病変がある場合は,どのように評価すればよいのでしょうか?
Q2 前立腺MRIのPI-RADS で,移行域に被膜に囲まれた前立腺肥大症(BPH)結節の中にT2強調像低信号,拡散低下がある場合,BPHの一部と考えてスコア2にするべきでしょうか.それとも,BPH の中に癌ができる可能性を考えてスコア3〜4にするべきでしょうか? また,複数病変がある場合は,PI-RADSではどのように評価すればよいのでしょうか?
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