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画像診断2020年2月号特集「MRI 再入門-放射線科医のためのマストアイテム- Part 1」
金澤 裕樹
1
,
阿部 考志
2
,
喜馬 真希
3
,
後藤 眞理子
3
,
池野 寛康
4
1徳島大学大学院医歯薬学研究部医用画像情報科学分野
2徳島大学医学部放射線科
3京都府立医科大学大学院医学研究科放射線診断治療学
4京都府立医科大学附属病院放射線部
pp.870-872
発行日 2020年6月25日
Published Date 2020/6/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001761
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Q1 CESTイメージングについて,画像診断2020年2月号のZスペクトルとMTRasym曲線をもう少し詳しく教えてください.また,4D-flow MRIは,基本的には定性的な評価法なのでしょうか? 4D-flow MRIに関して,定量的な評価法があれば教えてください.
Q2 超急性期虚血症例で,時間が非常に重要になってくる状態で,ASLは本当に必要でしょうか? 場合によっては頸部MRAも省略することが可能な気がしますが(例えば典型的なMCA閉塞のみなど,血栓回収になれば頸部は血管造影で確認すればいい),最小限のシーケンスですませるという考えと,より適切な治療決定を判断するために多少時間が延びても検査を行うという考えを,どのようにバランスをとっているのでしょうか?
Q3 ①背景乳腺の造影効果が目立つ場合,NMEはどのような場合に有意ととったらいいでしょうか? 背景の造影効果よりも強い場合に有意とするなど,基準があるのでしょうか?②推奨されているダイナミックMRIのプロトコールの面内分解能は,収集でしょうか,再構成でしょうか?③乳腺MRIでは臨床的には病変の広がり診断が求められていると思うので,乳管内進展を疑う所見など広がり診断の仕方について教えてください.
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