特集 肝胆膵の画像診断─おさえておきたいモダリティ別ポイント─
胆膵疾患の超音波内視鏡診断
笹平 直樹
1
,
三重 尭文
1
,
古川 貴光
1
,
武田 剛志
1
,
春日 章良
1
,
松山 眞人
1
,
佐々木 隆
1
,
尾阪 将人
1
1がん研究会有明病院肝・胆・膵内科
キーワード：
超音波内視鏡
,
超音波内視鏡下穿刺吸引生検
,
膵管内乳頭粘液性腫瘍
,
膵癌
Keyword:
超音波内視鏡
,
超音波内視鏡下穿刺吸引生検
,
膵管内乳頭粘液性腫瘍
,
膵癌
pp.715-725
発行日 2020年5月25日
Published Date 2020/5/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001727
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超音波内視鏡検査（EUS）は，胆膵疾患の診断において，CT/MRCP診断を補完する精密検査として，特に小膵癌，膵管内乳頭粘液性腫瘍の拡張分枝内小結節，早期乳頭部癌，早期胆嚢癌などの診断に有用である．近年の術前化学療法のエビデンスにより，切除可能・不能によらず，膵癌の確定診断のために超音波内視鏡下穿刺吸引生検（EUS-FNA）が広く行われるようになってきた．
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