特集 ちょっと悩む画像検査のプロトコール
肺血栓塞栓症の適正な画像検査とプロトコール
吉村 宣彦
1
,
能登 義幸
2
1新潟大学医学部放射線医学教室
2新潟大学医歯学総合病院放射線部
キーワード：
肺血栓塞栓症（PTE）
,
深部静脈血栓症（DVT）
,
低管電圧CTV
Keyword:
肺血栓塞栓症（PTE）
,
深部静脈血栓症（DVT）
,
低管電圧CTV
pp.1375-1382
発行日 2018年11月25日
Published Date 2018/11/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000855
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肺血栓塞栓症を確実に診断するためには，疾患可能性を評価したのち，適切な画像診断が必須である．画像診断の第一選択であるCTでは，肺動脈の十分な造影効果を得ることと，1mm厚で再構成することが必要である．CT venographyを追加する場合，低管電圧・逐次近似再構成法を応用し，放射線被ばく低減に努めるべきである．
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