特集 ちょっと悩む画像検査のプロトコール
肺癌CT検診で検出された肺結節の取り扱いの考え方
丸山 雄一郎
1
1JA長野厚生連浅間南麓こもろ医療センター放射線科
キーワード:
胸部CT
,
肺結節
,
日本CT検診学会経過観察の考え方
,
Fleischner Society肺小結節ガイドライン
Keyword:
胸部CT
,
肺結節
,
日本CT検診学会経過観察の考え方
,
Fleischner Society肺小結節ガイドライン
pp.1363-1373
発行日 2018年11月25日
Published Date 2018/11/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000854
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胸部CTの撮影機会が増え,偶発的に発見される肺結節数は増加している.検出された結節のマネージメントの方策として,わが国では日本CT検診学会から,米国ではFleischner Societyから指針が発表されている.肺結節の経時変化を正確にとらえ,増大など,悪性を疑わせる徴候を早期に検出し,CT画像から悪性腫瘍の可能性のある病変を正しく診断することが重要である.各医療機関において,肺小結節に対して適正な検査が実施されるために,これらのプロトコールが活用されることを期待する.
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