特集 側頭骨領域の画像診断−minimum requirement−
内耳奇形
加藤 博基
1
,
水田 啓介
2
,
青木 光広
2
,
久世 文也
2
,
西堀 丈純
2
,
林 寿光
2
,
松尾 政之
1
1岐阜大学医学部放射線科
2岐阜大学医学部耳鼻咽喉科
キーワード:
内耳奇形
,
感音難聴
,
蝸牛
,
前庭
,
半規管
Keyword:
内耳奇形
,
感音難聴
,
蝸牛
,
前庭
,
半規管
pp.802-812
発行日 2017年8月25日
Published Date 2017/8/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000007
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側頭骨の高分解能CTまたはMRIが施行されて,放射線科診断医が内耳奇形を診断する機会が増えている.画像診断で異常を認識できる内耳奇形は,先天性感音難聴の約20%を占めるため,頻度の高い内耳奇形を知っておく必要がある.特に人工内耳手術の適応となる重度難聴では,手術適応や手術計画の観点から,内耳の詳細な形態評価が要求される.
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