特集 透析患者に対するインターベンション治療
被嚢性腹膜硬化症を有する透析患者への手術療法
川西 秀樹
1
1土谷総合病院
キーワード:
腹膜透析(PD)
,
被嚢性腹膜硬化症(EPS)
,
腹膜劣化
,
手術療法
Keyword:
腹膜透析(PD)
,
被嚢性腹膜硬化症(EPS)
,
腹膜劣化
,
手術療法
pp.45-51
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000002009
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被嚢性腹膜硬化症(EPS)は腹膜表面にフィブリン被膜が形成され,広範な腸管癒着による腸閉塞をきたす病態であり,発見当初は致死的な合併症として恐れられていた.しかし,病態や予防法の解明,治療法の開発により,現在では発症が減少し,予後も良好になってきている.なかでも腹膜平衡試験(PET),中性化腹膜透析(PD)液の普及と腹膜剥離術の適用が大きく貢献している.
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