第1特集 ジェネラリストのアレルギー診療
アレルギー性副鼻腔炎
-─治療のパラダイムシフト
須藤 貴人
1
,
津田 武
1
,
西出 真之
2
1大阪大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
2大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学
pp.1240-1245
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2026100010
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Point
― 慢性副鼻腔炎は12週以上続く鼻漏,鼻閉,顔面圧迫感などの症状をもとに診断される.
― 片側性病変では感染,歯性病変,腫瘍などを鑑別し,両側性病変では鼻茸の有無が病型判断に重要である.
― 好酸球性副鼻腔炎は喘息,嗅覚障害,NSAIDs不耐症を伴いやすく,手術後も再発しやすい難治性病態である.
― 保存的治療で制御困難な好酸球性副鼻腔炎症例は専門医へ紹介し,内視鏡下鼻副鼻腔手術および再発時には抗体製剤を検討する.
― 難治例では全身性血管炎の合併にも注意し,耳鼻咽喉科やリウマチ・膠原病科と連携する.

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