特集 アレルギー診療 そのときどうする?
気道・眼のアレルギー疾患
アレルギー性鼻炎と鼻副鼻腔炎,どう見分けて治療する?
芦田 直毅
1
,
梅田 直暉
1
,
津田 武
1
1大阪大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
アレルギー性鼻炎
,
鼻副鼻腔炎
,
鑑別診断
Keyword:
アレルギー性鼻炎
,
鼻副鼻腔炎
,
鑑別診断
pp.229-234
発行日 2026年2月10日
Published Date 2026/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990630020229
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Point
◎アレルギー性鼻炎は,瘙痒感や水様性鼻漏,鼻副鼻腔炎は膿性鼻漏や顔面痛といった特徴的な症状から鑑別する.
◎急性鼻副鼻腔炎の大半は自然治癒するウイルス性のため,抗菌薬の投与は症状の遷延や二峰性悪化がある細菌性の場合に限定する.
◎アレルギー性鼻炎には抗原回避と薬物療法を中心に,難治例では手術を,急性細菌性副鼻腔炎には抗菌薬投与を中心とした加療を,慢性・難治性には病態に応じた治療(マクロライド少量長期療法,手術,抗体製剤投与など)を選択する.
◎初期治療に反応しない場合や,眼・頭蓋内合併症が疑われる急性副鼻腔炎重症例,好酸球性副鼻腔炎が疑われる難治例は,速やかに専門医へ紹介する.

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