第2特集 チームで目指すDiagnostic Excellence
診断における連携・協働
多職種と目指すDiagnostic Excellence
大髙 由美
1
1獨協医科大学病院 総合診療科
pp.94-96
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2025010014
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はじめに
「診断は医師が行うもの」というイメージがあるかもしれないが,昨今では診断は医師 だけではなく多職種がかかわり,チームとして行うべきとされている. 全米医療アカデミーが2015年に発行した“Improving Diagnosis in Health Care” 1)では 診断プロセスで多職種が協働するため,多職種に求められる役割やその強みが報告されて いる.それらを参考にしつつ,筆者が現場で実感する多職種と目指すDiagnostic Excellence における6つの要素である「有効性」,「適時性」,「安全性」,「効率性」,「患者中心性」,「公 平性」について述べる.
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