特集 総合診療×脳梗塞
急性期:診断から急性期病院での治療,精査,退院まで
脳梗塞に伴う嚥下障害/栄養への対応をどうするか?
豊島 孝幸
1
,
森川 暢
1
1市立奈良病院 総合診療科
pp.1352-1355
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2023110008
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はじめに
脳血管障害患者の多くは,急性期から回復期,維持期にわたる長期間の治療とともにそ れぞれの病期に応じた栄養療法が必要である.急性期からの栄養療法は回復期のリハビリ テーション効率を高め,維持期のフレイル・サルコペニア予防につながる.そのため急性 期治療を終えてからの栄養療法が患者の転帰に影響を及ぼすと言っても過言ではない.こ こでは脳梗塞患者の嚥下障害や栄養への対応を総合診療医の視点で考えてみる.
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