特集 耳鼻咽喉科のトビラ 解剖生理から薬学管理までまるわかり
耳鼻咽喉科の主な疾患と治療,服薬指導・薬学管理② 鼻副鼻腔炎
坂野 昌志
1
1名古屋セントラル病院 薬剤科
pp.1373-1377
発行日 2025年8月5日
Published Date 2025/8/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2025090012
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Key Points
鼻副鼻腔炎は「鼻副鼻腔の炎症により,鼻閉,鼻漏,後鼻漏,咳嗽などの呼吸器症状を呈し,頭痛,頰部痛,嗅覚障害などを伴う疾患」と定義される.
急性鼻副鼻腔炎で症状の増悪がある場合には高用量アモキシシリンを開始する.
慢性鼻副鼻腔炎に対する薬物療法はマクロライド療法と気道粘液溶解薬のカルボシステインが中心になる.

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