特集 口腔機能低下症・嚥下障害のミカタ 服薬サポートの引き出しを増やしませんか!?
「薬を服用(嚥下)できる」を支えるチカラ③ 食事の段階分類からみた嚥下機能の評価
栢下 淳
1
1県立広島大学地域創生学部地域創生学科 健康科学コース
pp.1936-1942
発行日 2024年10月5日
Published Date 2024/10/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024120013
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Key Points
嚥下調整食の段階分類には,病院・施設では日本摂食嚥下リハビリテーション学会・学会分類が使用され,市販食品ではユニバーサルデザインフードが用いられることが多い.
嚥下調整食は,軟らかく仕上げているため,栄養密度が低く,低栄養に陥りやすいため,経管栄養や栄養補助食品などで不足する栄養を補う必要がある.
とろみをつけた液体を提供する場合,とろみの程度を一定にするためには,シリンジテストなどで粘度を確認するとよい.
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