みえる! わかる! 精神科のくすり 第2章 精神疾患と薬物療法
08 認知症治療薬
三輪 高市
1
1鈴鹿医療科学大学薬学部
pp.572-579
発行日 2024年3月31日
Published Date 2024/3/31
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024040015
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作用点の違いを比較する
認知症の領域では最近まで,コリンエステラーゼ(ChE)阻害薬であるドネペジル,ガランタミン,リバスチグミンの3剤と,NMDA受容体拮抗薬のメマンチンがアルツハイマー型認知症の治療薬として,ドネペジル(現在のところアリセプト®のみ)がレビー小体型認知症治療の治療薬として承認されていました.それらに加えて,2023年9月に,新規作用機序の認知症治療薬であるレカネマブ(レケンビ®点滴静注)が新たに承認されました.
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