特集 感染症とステロイド 感染リスクと感染症への効果を理解して使いこなす
各種剤形のステロイド使用患者に感染症が生じたときのアプローチ ステロイド経口剤・注射剤
亀田 秀人
1
1東邦大学 医学部内科学講座膠原病学分野
キーワード:
Glucocorticoids
,
感染
,
経口投与
,
薬物相互作用
,
薬物用量反応関係
,
免疫再構築症候群
,
注射剤
,
薬物投与量漸減
Keyword:
Drug Interactions
,
Infections
,
Glucocorticoids
,
Administration, Oral
,
Dose-Response Relationship, Drug
,
Drug Tapering
,
Immune Reconstitution Inflammatory Syndrome
pp.2272-2275
発行日 2021年4月5日
Published Date 2021/4/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2021181617
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<Key Points>◎ステロイドの全身投与は必要最小限が原則であり、近年では減量ペースが早まっている。◎ステロイドの経口投与と注射投与では分割様式も含めた用量が同一なら効果に差はない。◎感染症を併発しても同量の継続または漸減を開始・継続しつつ感染症の治療を併用する。◎免疫再構築症候群、ならびに感染症治療薬との薬物相互作用には注意が必要である。
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