特集 感染症とステロイド 感染リスクと感染症への効果を理解して使いこなす
感染症に対するステロイド治療の考え方と使い方 結核
永井 英明
1
1国立病院機構東京病院 感染症科
キーワード:
Dexamethasone
,
Glucocorticoids
,
HIV感染症
,
Prednisolone
,
結核-胸膜
,
結核
,
心膜炎-結核性
,
結核-髄膜
,
投薬計画
,
結核-肺
,
抗HIV剤
,
免疫再構築症候群
,
結核-気管気管支
,
結核-脳
Keyword:
Anti-HIV Agents
,
Drug Administration Schedule
,
Glucocorticoids
,
Tuberculosis, Meningeal
,
HIV Infections
,
Dexamethasone
,
Pericarditis, Tuberculous
,
Prednisolone
,
Tuberculosis
,
Tuberculosis, Pulmonary
,
Tuberculosis, Pleural
,
Immune Reconstitution Inflammatory Syndrome
pp.2309-2312
発行日 2021年4月5日
Published Date 2021/4/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2021181624
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<Key Points>◎活動性結核において標準的な治療で病状のコントロールが難しい場合は、ステロイドを投与することがある。◎結核性心膜炎ではかつてはステロイド投与が推奨されていたが、現在では特殊な場面でのみ投与することになっている。◎結核性髄膜炎、脳結核、免疫再構築症候群ではステロイド投与が行われている。◎重症肺結核、結核性胸膜炎、気管・気管支結核ではステロイド投与は推奨されていないが、症例によっては投与される場合がある。
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