特集 薬剤性光線過敏症 適切に対応できるチカラを身につける
薬剤性光線過敏症の治療戦略 どの患者でどう治療するか
川田 暁
1
1近畿大学 医学部皮膚科学
キーワード:
Histamine H1 Antagonists
,
紫外線
,
局所投与
,
副腎皮質ホルモン
,
放射線防護
,
皮膚炎-光毒性
Keyword:
Radiation Protection
,
Dermatitis, Phototoxic
,
Administration, Topical
,
Histamine H1 Antagonists
,
Ultraviolet Rays
,
Adrenal Cortex Hormones
pp.2780-2782
発行日 2020年7月5日
Published Date 2020/7/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020326858
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<Key Points>◎薬剤性光線過敏症の治療の基本は、原因薬剤の中止、ステロイドの外用と抗ヒスタミン薬の内服、遮光である。◎重症時や日常生活に支障がある場合はステロイドの内服を考慮する。◎原因薬剤を中止した上で治療すれば、概ね2週間程度で軽快する。◎原因薬剤を中止できない場合は、紫外線を徹底的に避け、夕方か夜間に内服する。
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