特集 薬剤性光線過敏症 適切に対応できるチカラを身につける
薬剤性光線過敏症の発生機序と既往歴がある患者の薬剤管理 薬剤性光線過敏症歴がある患者への薬剤管理
村川 公央
1
,
北村 佳久
,
千堂 年昭
1岡山大学病院 薬剤部
キーワード:
Benzothiadiazines
,
抗腫瘍剤
,
抗細菌剤
,
非ステロイド系抗炎症剤
,
皮膚炎-光毒性
,
服薬指導
,
Fluoroquinolones
,
Sodium Chloride Symporter Inhibitors
,
ファーマシューティカルケア
Keyword:
Fluoroquinolones
,
Benzothiadiazines
,
Anti-Bacterial Agents
,
Antineoplastic Agents
,
Anti-Inflammatory Agents, Non-Steroidal
,
Dermatitis, Phototoxic
,
Pharmaceutical Services
,
Sodium Chloride Symporter Inhibitors
pp.2790-2795
発行日 2020年7月5日
Published Date 2020/7/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020326860
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<Key Points>◎薬剤性光線過敏症の既往がある患者へは、日光への曝露対策を含めた薬剤管理指導が重要である。◎薬剤性光線過敏症では交差性を示すことがあるため、被疑薬と同系統の薬剤についても情報提供する必要がある。◎ケトプロフェンは光線過敏症の既往歴がある患者には「禁忌」であり、他剤への変更が必要である。◎ベムラフェニブやピルフェニドンなど光線過敏症の発現リスクが高い薬剤については患者向け資材を活用し、遮光の徹底を十分に指導する。
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