Japanese
English
第12期 委員会活動の紹介
第12期 災害支援検討委員会
Report of the 12th Disaster Support Steering Committee
西山みどり
1
Midori Nishiyama
1
1有馬温泉病院
1Arima Onsen Hospital
pp.136-137
発行日 2023年7月31日
Published Date 2023/7/31
- 販売していません
- Abstract 文献概要
国民の多くが災害について考え,それに備えるきっかけとなった阪神・淡路大震災から,約27年が経過した.その間,大規模な地震,津波,火山の噴火,台風,豪雨,土砂災害,豪雪,猛暑など,さまざまな災害が全国各地で発生している.このようななか,2022年度より第12期災害支援検討委員会の活動が始まった.第12期委員会は,3人の実践者と5人の教員から構成し,自然災害が,いつどこで起こってもおかしくない現状を鑑み,北海道から福岡県まで幅広い地域から委員を集めた.
災害の被害を最小限にするためには,自助,共助,公助が大事であり,なかでも災害発生直後より,近隣の被災者同士で助け合う共助が鍵となる.そのため委員会では発足直後に,顔のみえる関係作りのため,学会員のみなさまによる地域ブロックでのネットワーク構築に力を入れたいと考えた.さらに第11期までの委員の方々が知恵を集約して作成され,学会HP内で公開されている『災害時の高齢者支援ガイド』と,『避難所における認知症高齢者のスクリーニング&アセスメント』をより活用していただきたいと考えた.
Copyright © 2023, Japan Academy of Gerontological Nursing All rights reserved.