Japanese
English
第12期 委員会活動の紹介
第12期 研究活動推進委員会
Report of 12th Research Activity Promotion Committee
坂井 志麻
1
Shima Sakai
1
1:上智大学
1Sophia University
pp.126-127
発行日 2023年7月31日
Published Date 2023/7/31
- 販売していません
- Abstract 文献概要
研究活動推進委員会は,老年看護に関わる研究活動を推進する機会の提供を通して,会員の研究能力向上および環境改善を支援するとともに日本老年看護学会としての研究活動を推進することを目的としている.2020年の本学会における将来構想検討プロジェクト報告書より,高齢者ケアは,生活モデルで身体的・心理的・社会的・スピリチュアルなアセスメントを統合的に行いながら医療を提供し,医師をはじめとする医療職や介護福祉職など多職種との協働のなかで,日常生活の質を高める,生活と医療を統合した看護師の専門性を発揮することの重要性が述べられている.とりわけ,地域や福祉の現場などを含むあらゆる場でのさまざまな老年看護実践において,ケアをエビデンスに基づき実践していくことが重要で,そのためには研究・実践活動のユニフィケーション(統合)が欠かせない.研究活動推進委員会では,本年度より老年看護学の実践者と教育・研究者の共同研究推進のため研究助成支援を開設する.そこで第12期の委員会活動について,1.会員の研究活動の推進:研究費獲得に向けた支援,2.実践と研究を結ぶ研究ニーズ・シーズのマッチングによる共同研究の支援を活動の柱として紹介する.
Copyright © 2023, Japan Academy of Gerontological Nursing All rights reserved.