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第12期 委員会活動の紹介
第12期 教育活動推進委員会
Report of 12th Educational Activity Promotion Committee
百瀬由美子
1
Yumiko Momose
1
1日本赤十字豊田看護大学
1Japanese Red Cross Toyota College of Nursing
pp.128-129
発行日 2023年7月31日
Published Date 2023/7/31
- 販売していません
- Abstract 文献概要
1.教育活動推進委員会設置の趣旨
新型コロナウイルス感染症(COVID-19:coronavirus disease 2019)拡大により,急遽,対面が当たり前の講義・演習から遠隔授業に変更せざるを得ない状況となり,感染や重症化リスクの高い高齢者を対象とした老年看護学実習では,いち早く臨地での実施が困難となった.当初は,この状況への対応に多くの大学が困難を極めたと思われる.試行錯誤の日々が続き,ウィルス感染は収束することなく3年が経過した.この間に,看護基礎教育の現場ではさまざまな工夫を凝らし,withコロナの環境下における教育体験から多くを学び,デジタル技術を積極的に取り入れた新たな教育方法も試行されてきた.日本老年看護学会では,2021(令和3)年度基盤強化推進プロジェクト企画として「語ろう! with/afterコロナにおける老年看護実践・教育の挑戦」をテーマに,コロナ禍での看護実践・教育の工夫や課題について会員同士で自由に語り合う場を3回設けた.この活動から,学会としてwith/afterコロナにおける老年看護学基礎教育の課題を共有し,教育活動を推進する役割が必要との見解により,2022(令和4)年度から「教育活動推進委員会」が新たに設置された.
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