Japanese
English
委員会報告
教育活動推進委員会による調査報告
Survey Report by the Committee for the Promotion of Educational Activities
百瀬 由美子
1
,
會田 信子
2
,
小野 光美
3
,
桑原 良子
4
,
佐藤 晶子
5
,
千田 睦美
6
,
藤野 あゆみ
7
,
山崎 尚美
8
,
山根 友絵
9
Yumiko Momose
1
,
Nobuko Aida
2
,
Mitsumi Ono
3
,
Yoshiko Kuwabara
4
,
Masako Sato
5
,
Mutsumi Chida
6
,
Ayumi Fujino
7
,
Naomi Yamasaki
8
,
Tomoe Yamane
9
1日本赤十字豊田看護大学
2信州大学
3大分大学
4長野保健医療大学
5総合病院聖隷三方原病院
6岩手県立大学
7愛知県立大学
8四天王寺大学
9人間環境大学
1Japanese Red Cross Toyota College of Nursing
2Shinshu University
3Oita University
4Nagano University of Health and Medicine
5Seirei Mikatahara General Hospital
6Iwate Prefectural University
7Aichi Prefectural University
8Shitennoji University
9University of Human Environments
pp.115-121
発行日 2024年1月31日
Published Date 2024/1/31
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
1.緒言
With/afterコロナ時代の臨地実習,演習において,文部科学省はオンライン教育やシミュレーション教育,デジタルトランスフォーメーション(DX:digital transformation)の技術を活用して,学生の学びを大幅に向上させることを支援している.日本老年看護学会が2022年度基盤強化推進プロジェクト企画として実施した「語ろう!with/afterコロナにおける老年看護実践・教育の挑戦」では,参加者の語り合いから臨地実習教育のあり方やICT(information and communication technology;情報通信技術)を活用した教育方法の開発等の課題が明らかになった.
そこで,教育活動推進委員会では,会員の教育活動に対する支援を検討するため,会員に対して,老年看護学領域の演習・実習および医療・介護・福祉施設の研修等におけるICTを活用した教育の取り組みを調査した.
本調査の目的は,①看護基礎教育を担う教員を対象に,老年看護学領域の演習・実習におけるICTを活用した教育の取り組み状況を明らかにすること,②医療・介護・福祉施設等に勤務する看護職を対象に,卒後の現任教育におけるICTを活用した教育の取り組み状況,および老年看護学の臨地実習・演習に関連したICTの導入状況等について明らかにすることである.本稿では結果の概要を報告する.
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