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東日本大震災支援プロジェクト
東日本大震災支援プロジェクト活動報告
Activity Report of the Great East Japan Earthquake Support Project
太田 喜久子
1
,
小野 幸子
2
,
桑田 美代子
3
,
千田 睦美
4
,
六角 僚子
5
,
湯浅 美千代
6
Kikuko Ota
1
,
Sachiko Ono
2
,
Miyoko Kuwata
3
,
Mutsumi Chida
4
,
Ryoko Rokkaku
5
,
Michiyo Yuasa
6
1慶應義塾大学
2宮城大学
3青梅慶友病院
4岩手県立大学
5東京工科大学
6順天堂大学
1Keio University
2Miyagi University
3Ome-Keiyu Hospital
4Iwate Pretectural University
5Tokyo University of Technology
6Juntendo University
pp.98-102
発行日 2012年11月30日
Published Date 2012/11/30
- 販売していません
- Abstract 文献概要
2011年度,本プロジェクトは,東日本大震災への支援について,日本看護系学会協議会と連携した情報収集と発信,ならびに学会員の行う支援について学会として支援していくことを方針として活動した.結果として,東日本大震災で被災した人々への直接的な支援はごく限られたものになった(本誌第16巻1号,2号参照).
東日本大震災発生後,会員の声として,支援したいと思っていても実現できにくい現状が挙げられた.遠方から支援できた人々は,何らかの看護の知識・技を有し,その提供をしていた.一方,支援は,災害前につながりをもっている人や施設を通して行われていた(遠方でも関連施設から応援に来てもらう,分からないことをたずねるなど)が,実際的な支援や継続的な支援は,やはり距離の問題が大きかった.そこで,近隣の会員相互のつながりが重要であると考え,それが実現できるような学会活動を提案しているところである.
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