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資料
介護予防従事者におけるコミュニケーションスキルがセルフ・エフィカシーに及ぼす影響
Communication Skills and Self-Efficacy among Providers of Long-term Care Prevention
冨澤 栄子
1,2
,
岡 浩一朗
3
Eiko Tomizawa
1,2
,
Koichiro Oka
3
1(株)日本医療事務センター
2早稲田大学総合研究機構エルダリー・ヘルス研究所
3早稲田大学スポーツ科学学術院
1N.I.C Corporation
2Research Institute for Elderly Health, Comprehensive Research Organization, Waseda University
3Faculty of Sport Sciences, Waseda University
キーワード:
介護予防
,
コミュニケーションスキル
,
アサーション
,
尺度
,
セルフ・エフィカシー
,
long-term care prevention
,
communication skill
,
assertion
,
scale
,
self-efficacy
Keyword:
介護予防
,
コミュニケーションスキル
,
アサーション
,
尺度
,
セルフ・エフィカシー
,
long-term care prevention
,
communication skill
,
assertion
,
scale
,
self-efficacy
pp.75-81
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
本研究では,介護予防従事者のコミュニケーションスキルの評価尺度を作成し,介護予防支援セルフ・エフィカシーにどのような影響を及ぼしているのかについて検討した.青年用アサーション尺度,アサーティブチェックリストなどを参考にコミュニケーション22項目の質問を準備した.介護予防従事者523名を対象にコミュニケーション22項目とセルフ・エフィカシー1項目について調査した.探索的因子分析の結果,自己統制的コミュニケーション,協調的コミュニケーション,アサーティブコミュニケーションの3因子16項目からなる評価尺度を作成した.α=0.73〜0.80であった.さらに,自己統制的コミュニケーション(β=0.20),アサーティブコミュニケーション(β=0.20)が,セルフ・エフィカシーに影響を及ぼし,介護予防実践において,自己統制的およびアサーティブコミュニケーションスキルが重要であることが示唆された.
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