30周年記念企画
日本がん看護学会30周年記念シンポジウムより—10年後のがん看護研究と社会への貢献/Make Differenceを生み出すがん看護研究/臨床現場で期待されるがん看護のありよう/「がん看護の更なる強化」に込めた真意と今後の展望/〔ディスカッション〕
小松 浩子
1
,
荒尾 晴惠
2
,
森 文子
3
,
林 昇甫
4
1慶應義塾大学看護医療学部
2大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
3国立がん研究センター中央病院
4Office Hayashi for Medical Innovation Design Works
pp.18-32
発行日 2016年9月25日
Published Date 2016/9/25
- 販売していません
- 文献概要
小松 第30回日本がん看護学会学術集会は,神田学術集会長の下「挑戦するがん看護—未来を開く研究と実践の融合」ということで進んでまいりました.この学会は30周年を迎え,大きな節目の時期を迎えております.節目にあたる本学術集会において,記念シンポジウムを開催したいと思います.テーマは,「10年後のがん看護研究と社会への貢献」で,3名のシンポジストの先生方にお願いをしております.抄録に書かせていただきましたように,10年後を見据える時に,さまざまな社会変動,そして医療の変革が進んでいくということを皆様は感じていると思います.この時期に,私たち日本がん看護学会は,どういう方向性に向かって歩むべきかについて,シンポジウムの先生方からマイルストーンのように投げかけをしてくださるのではないかと思っています.
看護研究という立場から荒尾晴恵先生,臨床の現場での看護のありようということで森文子先生,そして,がん看護の更なる強化に込めた真意と今後の展望ということで,私たちに檄を飛ばしていただくというような役割を取っていただくことを期待して林昇甫先生の3名の方々にお願いをしています.それでは,先生方に登壇をしていただきます.
Copyright © 2016, Japanese Society of Cancer Nursing All rights reserved.