【研究報告】
1.透析患者を支える家族への看護介入―カルガリー家族アセスメントモデル・カルガリー家族介入モデルを用いて
有坂 真智子
1
,
木内 生恵
1
,
谷原 泰子
1
1佐久市立国保浅間総合病院
pp.73-76
発行日 2004年11月15日
Published Date 2004/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100194
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Ⅰ.緒言
家族の誰かが継続的に透析治療を受けるという出来事は,家族の心理的側面に多大な影響を及ぼし,しばしば家族関係を変化させることになる1).
中野は,家族を看護の対象とし,家族看護を提供していく必要がある2)と報告している.家族看護は1983年に家族ケア研究会が発足されて以来,大学院レベルで家族看護学が取り入れられ,現在では日本看護協会が専門看護師育成を検討している.
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