第6回日本腎不全看護学会・学術集会記録 【ワークショップ:高齢透析者の透析―安全・安楽をめざして】
1.透析と介護保険
内田 明子
1
1千葉社会保険介護老人保健施設サンビューちば
pp.23-25
発行日 2004年4月15日
Published Date 2004/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100175
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介護保険法
介護保険は,2000年4月に長寿高齢化の進展,それに伴う要介護高齢者の増加,家族介護機能の低下などさまざまな背景をもって導入された.介護保険法第1章,総則,第1条より介護保険の対象は「加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となった方」であり,提供されるサービスは「入浴,排泄,食事等の介護,機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他医療」であり,目指すものは「これらのものがその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにする」とある.では,透析患者がどのようにこの保険を活用していけるのか,利用するうえでの現状の問題点などについて報告する.
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