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資料
急性期病床に勤務する看護師の糖尿病患者に対する糖尿病自己管理支援と関連要因
Diabetes self-management support by acute care nurses and associated factors
カーン 洋子
1
,
青木 きよ子
1
,
高谷 真由美
1
Yoko Khan
1
,
Kiyoko Aoki
1
,
Mayumi Takaya
1
1順天堂大学大学院医療看護学研究科
1Juntendo Graduate School of Health Care and Nursing
キーワード:
糖尿病自己管理支援
,
看護実践能力
,
急性期病床
Keyword:
糖尿病自己管理支援
,
看護実践能力
,
急性期病床
pp.73-81
発行日 2020年3月31日
Published Date 2020/3/31
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
【目的】急性期病床に勤務する看護師の糖尿病患者に対する看護実践能力として考えられる糖尿病自己管理支援と関連要因を明らかにし,急性期病床における糖尿病患者の看護に携わる看護師の実践能力を強化する方策の示唆を得る.【方法】急性期病床で糖尿病患者の看護を実践する看護師642名への質問紙調査.155名の有効回答について一元配置分散分析,t検定を行った後,重回帰分析した.【結果】糖尿病自己管理支援下位尺度平均値は「医療専門職と協働する役割」「患者に看護援助を提供する役割」「自己啓発・自己研鑽に努める役割」の順で高く「糖尿病看護有資格者」「病棟で実施する糖尿病研修」「糖尿病標準看護計画」が影響していた.【考察】質の高い糖尿病看護のため糖尿病看護有資格者は重要な要因であり,標準看護計画の整備,糖尿病研修受講者を増加させるなど職場環境の醸成が重要である.
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