【実践報告】
糖尿病患者教育における大学の看護教員と病院の医療職とのチーム連携
古賀 明美
1
,
松岡 緑
2
,
藤田 君支
1
,
安田 加代子
1
,
石橋 香津代
3
,
一井 由香合
4
,
永渕 智子
4
,
徳留 聖子
4
,
藤満 幸子
4
,
佐藤 和子
1
Akemi Koga
1
,
Midori Matsuoka
2
,
Kimie Fujita
1
,
Kayoko Yasuda
1
,
Katsuyo Ishibashi
3
,
Yukari Ichii
4
,
Tomoko Nagafuchi
4
,
Shoko Tokudome
4
,
Sachiko Fujimitsu
4
,
Kazuko Sato
1
1佐賀医科大学医学部看護学科
2九州大学医学部保健学科
3元佐賀医科大学医学部附属病院
4佐賀医科大学医学部附属病院
1Institute of Nursing, Saga Medical School
2School of Health Sciences, Faculty of Medicine, Kyushu University
3The former Saga Medical School Hospital
4The Saga Medical School Hospital
キーワード:
糖尿病
,
患者教育
,
チーム連携
Keyword:
糖尿病
,
患者教育
,
チーム連携
pp.123-127
発行日 2003年9月15日
Published Date 2003/9/15
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糖尿病の合併症予防のためには患者の自己管理が重要であるが,自己管理を困難に感じている患者が多数存在するために,効果的な教育方法が現在も模索されている.患者が職場や家庭,そして地域における役割を果たしながら,より望ましい療養生活を継続していくためには,患者が困難と感じたその状況に応じた医療者の支援が必要である.そのためには,医療者は患者のかかえている問題を早期に発見するとともに,医師・看護師・栄養士といった医療者が個々の専門性を活用し協力し合うことでチームとしての力を発揮することが重要となる.そこで,私たちがチームとして取り組み始めた患者教育の現状について報告する.
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