Japanese
English
短報
看護職の倫理的感性を具現する看護部倫理委員会の活動内容の検討
What should an IRB do for nurses to embody their ethical sensitivity?: From a survey.
石井 泰枝
1
,
岩澤 とみ子
1
,
間々田 美穂
1
,
猪俣 真由美
1
,
金子 雅美
1
,
板橋 千恵子
1
,
田中 とく子
1
,
岩崎 かほる
1
Yasue ISHII
1
,
Tomiko IWASAWA
1
,
Miho MAMADA
1
,
Mayumi INOMATA
1
,
Masami KANEKO
1
,
Chieko ITABASHI
1
,
Tokuko TANAKA
1
,
Kaoru IWASAKI
1
1富士重工業健康保険組合総合太田病院
1Fuji Heavy Industries Health Insurance Society Ota General Hospital
キーワード:
対処行動
,
質問紙調査
,
倫理的感性
,
倫理委員会の役割
,
coping behavior
,
questionnaire survey
,
ethical sensitivity
,
function of IRB
Keyword:
対処行動
,
質問紙調査
,
倫理的感性
,
倫理委員会の役割
,
coping behavior
,
questionnaire survey
,
ethical sensitivity
,
function of IRB
pp.52-57
発行日 2011年2月10日
Published Date 2011/2/10
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
看護部倫理委員会が行なうべき活動内容を明確化するために、A病院の全看護職343名を対象に「業務上悩む場面」「その際の対処行動」「委員会に期待する活動」を尋ねた。有効回答223件を分析した結果、過去3年間の倫理委員会への相談件数の少なさとは対照的に、悩みを持つ看護職の割合は「医療従事者との関係(72%)」を筆頭に13質問項目中8項目で50%以上を示した。対処行動は「第三者に話す」が最多であったが「一人で抱える」も10%以上あった。倫理委員会には「相談」「事例検討」「研修」を期待する意見が多かった。看護職の倫理的感性に基づく対処行動を支援するために、組織として実態把握、事例検討会、相談機能の充実を図る必要性が示唆された。
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