Japanese
English
短報
助産師が妊産褥婦へ質問紙調査研究を行う際の倫理的配慮に関する実態調査
A survey on ethical considerations relating to questionnaires for pregnant and parturient woman: Perceptions and practices of midwives
石岡 洋子
1
Yoko ISHIOKA
1
1大分県立看護科学大学
1Oita University of Nursing and Health Sciences
キーワード:
助産師
,
看護研究
,
研究の倫理
,
質問紙調査
,
midwives
,
nursing research
,
research ethics
,
questionnaire survey
Keyword:
助産師
,
看護研究
,
研究の倫理
,
質問紙調査
,
midwives
,
nursing research
,
research ethics
,
questionnaire survey
pp.56-61
発行日 2016年3月20日
Published Date 2016/3/20
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
ニュルンベルク綱領(1947年)が指針として示されて以降、看護の世界でも、いかに研究対象の権利を尊重しながら研究を遂行するかが課題となっている。看護研究は、看護学・助産学の発展に必要不可欠であるが、研究に参加するか否かには対象の任意性の保証等倫理的配慮が十分されなくてはならない。本研究は、勤務助産師が質問紙調査を行う際の対象者へのインフォームドコンセント手続きの実態を明らかにすることを目的に、全国の分娩取扱い施設に勤務する助産師317名に、倫理的配慮に関する認識と実践について郵送質問紙調査を実施した。その結果、助産師は研究を行う際の倫理的配慮についての理解が不十分であり、看護研究における倫理の向上にむけた研修会等の取り組みが必要であることが明らかになった。
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