- 文献概要
作業療法が対象者の「生活」を支援すると言うとき,訪問作業療法は,より具体的・実践的なサービス提供の方法となる.
平成18年度の診療報酬改定では,在宅訪問リハビリテーション指導管理料が週6単位まで算定可能となり,退院後3ヵ月以内の対象者については週12単位までの算定が可能となった.また,早期退院と社会的入院の解消が課題である精神医療においても,精神科訪問看護・指導料の算定上限が緩和され,退院後3ヵ月以内の訪問が週5回まで算定可能となり,入院後6ヵ月を超える対象者への退院前訪問指導料は計6回まで算定できることになった.今後,訪問リハビリテーションへの期待は益々増していくものと思われる.
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