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◆特集 作業療法の論理
発達障害に対する作業療法
Occupational Therapy for Developmental Disabilities
辻 薫
1
Kaoru Tuji
1
1南大阪療育園
1Minamiosaka Ryoikuen Hospital for Handicapped Children
キーワード:
発達障害
,
作業療法
,
実践モデル
Keyword:
発達障害
,
作業療法
,
実践モデル
pp.24-31
発行日 1994年2月15日
Published Date 1994/2/15
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要旨:発達障害に対する作業療法について,ファシリテーションテクニックを用い,理学療法と類似した内容で作業療法の独自性を失いつつある,といった批判をよく耳にする.諸外国からの治療理論や技術の導入にあたり,過去にそういった傾向があったことは否定できない.本論文では,発達障害に対する作業療法の理念を再確認し,実践に必要な知識と技術の枠組みを,作業療法学研究委員会の答申を基に検討してみた.そして,Keilhofnerの人間作業モデルを応用し,現在実施している作業療法の流れを示した.結果として,今臨床で展開している作業療法が発展的で独自性に溢れていることを強調したい.
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