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特集 新時代の循環器リハビリテーション医療のエビデンス
6 回復期リハビリテーション病院における循環器リハビリテーション医療の実際と問題点
Cardiovascular Rehabilitation in Recovery Phase Rehabilitation Hospital
牧田 茂
1,2
Sigeru Makita
1,2
1川口きゅうぽらリハビリテーション病院
2埼玉医科大学国際医療センター
キーワード:
心臓リハビリテーション
,
回復期
,
診療報酬
Keyword:
心臓リハビリテーション
,
回復期
,
診療報酬
pp.313-319
発行日 2023年4月18日
Published Date 2023/4/18
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- 参考文献 Reference
要旨 2022(令和4)年度の診療報酬改訂で,回復期リハビリテーション病棟において心大血管リハビリテーション料の算定が可能となったが,実施にあたっては課題も多い.脳卒中と循環器克服第二次5カ年計画では,回復期リハビリテーション病棟における心臓病患者の対象を,フレイル合併の高齢心不全患者と若年患者に分けて実施するように提唱している.前者は歩行ガイドにより自立した生活機能をめざし,後者は心肺運動負荷試験ガイドにより社会や職場への復帰をめざす.心臓リハビリテーション医療は,処方された運動療法と疾病管理を多職種がチームで長期間行っていくことがガイドラインで示されている.回復期から維持期にかけてのリハビリテーション医療の継続が求められている.
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