JARM NEWS【REPORT】
第28回日本心臓リハビリテーション学会学術集会/第23回日本言語聴覚学会
伊藤 修
1
,
稲本 陽子
2
1東北医科薬科大学医学部リハビリテーション学
2藤田医科大学保健衛生学部リハビリテーション学科
pp.1283
発行日 2022年12月18日
Published Date 2022/12/18
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- 文献概要
第28回日本心臓リハビリテーション学会学術集会が2022年6月11日(土)〜12日(日)に沖縄コンベンションセンターにおいて,大屋祐輔会長(琉球大学循環器・腎臓・神経内科)により「共創(ゆいまーる)する心臓リハビリテーション〜すべての場所で,だれ一人取り残さない〜」のテーマのもと開催された.COVID-19の影響で2年延期された沖縄開催であったが,第6波の感染拡大の中ハイブリッド形式で実施され,参加登録は約5,500名,現地参加は約1,000名であった.
2021年に『心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン』改訂版が発表され,この改訂の内容,疾病管理プログラムとしての包括的リハビリテーション,地域連携,医療と介護連携の推進,遠隔医療の活用について企画が多く組まれた.また,2022年度診療報酬改定で回復期リハビリテーション病棟の対象に急性発症の心大血管疾患や手術後状態が追加されたのに合わせ,本医学会との合同セッション「回復期リハビリテーション病院での心臓リハビリテーション:普及のカギは?」も開催された.学会理事長の牧田茂先生(埼玉医科大学国際医療センター),木庭新治先生(昭和大学循環器内科),小幡裕明先生(新潟南病院),近藤国嗣先生(東京湾岸リハビリテーション病院)から診療の紹介や意見が述べられ,多くの参加者から注目を集めた.
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