Japanese
English
特集 再生医療とリハビリテーション医学
2 関節軟骨再生医療
Regenerative Medicine for Articular Cartilage
三上 幸夫
1
,
平田 和彦
2
,
中前 敦雄
3
,
亀井 豪器
3
,
木村 浩彰
4
,
石川 正和
5
,
安達 伸生
3
Yukio Mikami
1
,
Kazuhiko Hirata
2
,
Atsuo Nakamae
3
,
Goki Kamei
3
,
Hiroaki Kimura
4
,
Masakazu Ishikawa
5
,
Nobuo Adachi
3
1広島大学病院リハビリテーション科
2広島大学病院診療支援部リハビリテーション部門
3広島大学大学院医系科学研究科整形外科学
4広島市立リハビリテーション病院
5香川大学医学部整形外科
キーワード:
自家培養軟骨移植
,
再生医療
,
軟骨損傷
,
自家培養軟骨
,
バイオメカニクス
Keyword:
自家培養軟骨移植
,
再生医療
,
軟骨損傷
,
自家培養軟骨
,
バイオメカニクス
pp.994-1000
発行日 2022年10月18日
Published Date 2022/10/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 2013年に「外傷性軟骨欠損症」または「離断性骨軟骨炎」による「軟骨の損傷サイズが合計4cm2以上」で,他に治療法がない場合,自家培養軟骨(ジャック®)移植が保険適応となった.自家培養軟骨(ジャック®)移植術後のリハビリテーション治療は,組織の修復を妨げることなく,術後の機能低下を最小限に抑えることが重要である.そのため,術後リハビリテーション治療プログラムは,培養軟骨の成熟過程と膝関節のバイオメカニクスに基づいて進めていく必要がある.今後はエビデンスに基づいた,自家培養軟骨(ジャック®)移植術後リハビリテーション治療ガイドラインを作成することが望まれている.
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