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特集 第4次産業革命がもたらすリハビリテーション医療のこれから
2 新しいバイオフィードバック技術がもたらす功罪
Merits and Demerits of New Biofeedback Technology
辻下 守弘
1
Morihiro Tsujishita
1
1奈良学園大学保健医療学部リハビリテーション学科
キーワード:
バイオフィードバック
,
メリット
,
デメリット
,
筋電図
,
ウェアラブル
Keyword:
バイオフィードバック
,
メリット
,
デメリット
,
筋電図
,
ウェアラブル
pp.366-371
発行日 2022年4月18日
Published Date 2022/4/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 第4次産業革命におけるDXは,リハビリテーション医療にも大きな影響を及ぼしており,特にバイオフィードバック(BF)技術はその恩恵を受けて大きく発展している.本稿では,これまでのBF技術の概要を紹介したうえで,DXによりもたらされる新しいBF技術の進化というメリットの側面とこのBF技術に対するデメリットの側面について解説した.BF技術には,必ず工学的手法による情報処理過程が含まれ,DXの恩恵を直接受けることができるという大きなメリットがある.一方,BF技術のデメリットには,測定の精度や判断基準の問題と良質な介入研究が乏しく適用も限定されること,そして情報管理や研究倫理の配慮が必要であることなどが考えられた.
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