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特集 関節リウマチ
3 関節リウマチのリハビリテーション診療に役立つ画像診断—超音波検査について
Diagnostic Imaging for Rehabilitation of Patients with Rheumatoid Arthritis : Ultrasonography
三浦 靖史
1,2
,
前田 俊恒
2
Yasushi Miura
1,2
,
Toshihisa Maeda
2
1神戸大学大学院保健学研究科リハビリテーション科学領域
2神戸大学医学部整形外科
キーワード:
関節リウマチ
,
関節超音波検査
,
早期診断
,
骨びらん
,
滑膜炎
Keyword:
関節リウマチ
,
関節超音波検査
,
早期診断
,
骨びらん
,
滑膜炎
pp.1017-1022
発行日 2020年11月18日
Published Date 2020/11/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 生物学的製剤の登場は,関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)の薬物療法にパラダイムシフトをもたらしただけでなく,診断基準,治療目標,治療手順まで,疾患にかかわる概念を大きく変えた.適切なタイミングでの薬物療法の導入に欠かせないのが早期診断と疾患活動性の評価であり,画像診断として関節超音波検査が広く用いられるようになっている.今日,RAのリハビリテーション診療は,RAによって重い身体障害が生じた患者を対象としたものから,完全寛解に至って健常者と大差ない生活を送る患者も対象としたものへと変わりつつあるが,超音波検査はRAのリハビリテーション診療の多様な場面において,活用されることが期待される.
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