JARM NEWS【Topics】
令和2年度リハビリテーション医療に関連する診療報酬改定について 第1回 急性期診療を中心に
日本リハビリテーション医学会社会保障・障がい者福祉委員会
pp.571-573
発行日 2020年6月18日
Published Date 2020/6/18
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今回の改訂までの経緯
令和2年3月5日,官報に令和2年度診療報酬改定の内容が公表された.当委員会においては,前回平成30年度診療報酬改定後,学会誌などを通じて関連項目の改定についてその概要を報告するとともに,日本リハビリテーション医学会会員を対象にアンケート調査を行い,令和2年度診療報酬改定について討論を重ねてきた.日本リハビリテーション医学会として,内科系学会社会保険連合(内保連)および外科系学会社会保険委員会連合(外保連)を通じ表1に示す7項目について提案した.各提案の結果は,○:収載,△:部分的に収載,×:収載なしで記した.
内保連においては,内保連リハビリテーション関連委員会(26医学会)および全国リハビリテーション医療関連団体協議会診療報酬分科会において協議を重ね,共同提案を検討した.今回は内部障害のリハビリテーションに関する技術,イノベーション的技術,摂食嚥下障害関連技術について提案学会以外からの共同提案が多く得られた.当学会は表2に示す17項目について共同提案した.
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