Japanese
English
特集 歩行障害とリハビリテーション医学・医療
5 歩行障害のリハビリテーション治療—ロボットを用いた歩行機能回復治療プログラム
Strategy of Robot-assisted Gait Rehabilitation Treatment
上野 友之
1
,
清水 如代
1
,
小林 可菜未
1
,
羽田 康司
1
Tomoyuki Ueno
1
,
Yukiyo Shimizu
1
,
Kanami Kobayashi
1
,
Yasushi Hada
1
1筑波大学医学医療系リハビリテーション科
キーワード:
片麻痺
,
歩行障害
,
脳卒中
,
リハビリテーション支援ロボット
,
ロボット治療プログラム
Keyword:
片麻痺
,
歩行障害
,
脳卒中
,
リハビリテーション支援ロボット
,
ロボット治療プログラム
pp.745-750
発行日 2018年9月18日
Published Date 2018/9/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 ロボット技術の進歩により,人と機械の距離が縮まり,人に装着して運動の補助や代替を行うロボットが出現する時代が到来した.リハビリテーション医療の分野においても,続々と新たなロボットが登場し,それらを用いたリハビリテーションが急速に広まりつつある.ロボットを用いた脳卒中による歩行障害に対するリハビリテーションにおいては,対象者の障害の状態に応じた支援や課題難易度の調整を段階的に行うことが重要である.やみくもにロボットを使用するのではなく,ロボットそれぞれの特徴を把握し,運動学習理論に見合った効果的な運用が求められている.
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