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特集 小児の運動器障害とリハビリテーション医学
7 小児期の運動器障害—下肢障害
Childhood Lower Limb Disorder
門野 泉
1
Izumi Kadono
1
1名古屋大学医学部附属病院リハビリテーション科
キーワード:
股関節障害
,
膝関節障害
,
足関節障害
,
スポーツ障害
Keyword:
股関節障害
,
膝関節障害
,
足関節障害
,
スポーツ障害
pp.34-39
発行日 2018年1月18日
Published Date 2018/1/18
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- 参考文献 Reference
要旨 小児の下肢障害の原因となる疾患は多岐にわたり,その症状も疼痛,可動域制限,関節痛,跛行などさまざまである.股関節には注意すべき疾患が多く,膝関節や足関節ではスポーツによる障害が中心となり,成長期特有の骨端線の障害やアライメントの障害,先天性の疾患や神経筋疾患なども含まれる.それぞれの疾患の好発年齢や症状の特徴を理解することで,適切な診断と治療を行うことが可能となる.近年の小児の運動器障害は,スポーツ活動によるオーバーユースと運動不足による運動器機能不全の二極化が特徴といわれ,運動器検診の重要性が高まっている.
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