Japanese
English
特集 小児の運動器障害とリハビリテーション医学
8 小児期有痛性扁平足に対する非観血的マネージメント
Conservative Management for Painful Planovalgus Foot in Children
村上 里奈
1
,
和田 郁雄
1
,
水谷 潤
1
,
植木 美乃
1
,
三井 裕人
1
,
青山 公紀
1
,
伊藤 奈緒子
1
,
佐久間 英輔
2
,
万歳 登茂子
3
Satona Murakami
1
,
Ikuo Wada
1
,
Jun Mizutani
1
,
Yoshino Ueki
1
,
Hiroto Mitsui
1
,
Kiminori Aoyama
1
,
Naoko Ito
1
,
Eisuke Sakuma
2
,
Tomoko Manzai
3
1名古屋市立大学大学院医学研究科リハビリテーション医学分野
2名古屋市立大学大学院医学研究科統合解剖学
3サニーサイドホスピタルリハビリテーション科
キーワード:
外反扁平足
,
腓骨筋痙縮性扁平足
,
足底挿板
,
運動療法
,
筋腱ストレッチ
Keyword:
外反扁平足
,
腓骨筋痙縮性扁平足
,
足底挿板
,
運動療法
,
筋腱ストレッチ
pp.40-45
発行日 2018年1月18日
Published Date 2018/1/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 小児期には,骨成熟過程の旺盛な骨代謝,モデリング(modeling)と呼ばれる骨幹端部に生ずる形態変化,骨端線の存在などと相まって,スポーツなど身体活動量や体重の増加など力学的ストレスが加わることから,特有の骨格障害がみられる.本稿では,子どもの足部に生じる有痛性疾患あるいは変形のうち,リハビリテーション医療領域で最もよくみる扁平足について述べる.扁平足のうち,幼児期〜小学校低学年にみられる全身性関節弛緩を基盤とした可撓性扁平足と年長〜思春期に生ずることのある非可撓性扁平足の病態について概説するとともに,リハビリテーション的治療としての運動療法やストレッチ,可動域訓練および装具療法を紹介する.
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