Editorial
才藤栄一先生のSidney Licht賞受賞について
道免 和久
pp.520-521
発行日 2015年8月18日
Published Date 2015/8/18
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- 文献概要
今年のベルリンで開催された第9回国際リハビリテーション医学会(International Society of Physical and Rehabilitation Medicine:ISPRM)では,ISPRM2019の神戸への招致成功とともに,もう1つ大変嬉しいニュースがありました.本医学会副理事長で藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学Ⅰ講座教授の才藤栄一先生が,2015年の Sidney Licht賞を受賞されました.世界的にリハビリテーション医学を推進する卓越した業績とISPRMにおけるリーダーシップが認められ,選考委員会で満場一致で決定したとのことです.
Sidney Lichtは,IRMA(International Rehabilitation Medicine Association)の創立者であり,リハビリテーション医学を精力的に世界に広めたことでも知られています.その栄誉を称えて1982年に創設された賞がSidney Licht賞です.ISPRMもこの賞を引き継ぎ,リハビリテーション医学の国際的な発展に寄与したリハビリテーション科医Physiatristに賞を贈っています.受賞者は1982年のHoward Ruskに始まり,才藤栄一先生が13人目,日本人では上田敏先生に続いて2人目ということになります.
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