Japanese
English
特集 脊椎・脊髄損傷—診断・治療の最前線と今後の展望
脊髄損傷者に対するリハビリテーション
Rehabilitation for Spinal Cord Injury
垣田 真里
1
,
梅本 安則
2
,
田島 文博
2
Mari KAKITA
1
,
Yasunori UMEMOTO
2
,
Fumihiro TAJIMA
2
1関西電力病院リハビリテーション科
2和歌山県立医科大学リハビリテーション医学講座
1Kansai Electric Hospital
キーワード:
脊髄損傷
,
spinal cord injury
,
リハビリテーション
,
rehabilitation
,
自律神経障害
,
autonomic dysfunction
Keyword:
脊髄損傷
,
spinal cord injury
,
リハビリテーション
,
rehabilitation
,
自律神経障害
,
autonomic dysfunction
pp.937-943
発行日 2020年10月25日
Published Date 2020/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002201513
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はじめに
脊髄損傷患者は,ある日突然失った機能によりADLを大きく障害され,著しい身体活動の低下をきたす.そして,この活動の低下がさらなる廃用を生み,ますますADLを低下させ,悪循環となる.この悪循環を断ち切るには,リハビリテーション(以下,リハビリ)なくしては不可能といっても過言ではない.急性期,回復期,生活期のそれぞれにおいてリハビリ医療は関わるべきである.本稿では,主に脊髄損傷のリハビリについて述べる.なお,各項目の詳細については,それぞれの成書を参考にしていただきたい.
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