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特集 脊椎脊髄疾患に対するロボットリハビリテーション
ロボットリハビリテーション外来と脊椎疾患
Robotic Rehabilitation for Outpatients and Spinal Disease
浅見 豊子
1
Toyoko ASAMI
1
1佐賀大学医学部附属病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Saga University Hospital
キーワード:
ロボット(robot)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
,
脊髄疾患(spinal disease)
Keyword:
ロボット(robot)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
,
脊髄疾患(spinal disease)
pp.729-734
発行日 2016年7月25日
Published Date 2016/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002200426
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はじめに
ロボット技術の分野は,わが国の新たな成長戦略の中にも盛り込まれ,医療分野や介護分野においてもその展開には目覚ましいものがある6,7).その1つである「ロボットスーツHAL」は,福祉用モデルから医療用モデルへと発展し9,11),医療用モデルは2015年11月25日に装着型医療ロボットとしては初めて医療機器としての製造販売承認を受け,2016年4月に保険に収載されている.
リハビリテーション(以下,リハ)を効果的に行うために必要なものに,有用なテクニックと有用なツールがあるが,ロボットはその有用なツールの1つであると考える.そこで,当院では,効果的なリハを行うためにロボットを活用した「ロボットリハ外来」を開設した1).本稿では,当院の「ロボットリハ外来」におけるロボットの利用方法について紹介する.
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