昭和の暮らし・第69回
誌上展示20:万国博覧会
市橋 芳則
1
1北名古屋市歴史民俗資料館
pp.1114
発行日 2022年9月15日
Published Date 2022/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203145
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今,万博が話題になっている.2005年(平成17年)の愛知万博「愛・地球博」の会場跡地にはジブリパークが今年の11月に開園する.また,2025年には,再び大阪の地で大阪・関西万博が開催される.
1970年(昭和45年)に開催された大阪万博(EXPO'70)は,日本の高度経済成長を象徴し,テーマは「人類の進歩と調和」であった.昭和30年代からの高度経済成長を背景に世界から注目され,また多くの人々が会場へいざなわれた.入場者は延べ約6,400万人.大阪の万博記念公園には「太陽の塔」がそびえ立っている.故 岡本太郎氏のデザインによる太陽の塔は,写真のような置き物や貯金箱にもされて,万博会場のシンボルとして,多くの人々の目に焼きついている.
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