Japanese
English
特集 特別支援学校で作業療法士ができること
特別支援学校で働く—知的障害教育部門でできること
Working at a special needs school: What can be done in the intellectual disabilities education department
村上 真帆
1
Maho Murakami
1
1神奈川県立瀬谷養護学校
pp.616-620
発行日 2022年7月15日
Published Date 2022/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203018
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Key Questions
Q1:特別支援学校で働くOTは,どのように教員や児童・生徒の相談にかかわっているか?
Q2:学校に勤務するOTは,教員のチームワークづくりにどのようにかかわっているか?
Q3:勤務する学校のチームの一員として,学校の支援力向上にどのようなことができるか?
はじめに
筆者は,神奈川県立の知的障害特別支援学校に,専門職(作業療法士)として勤務している.立場は自立活動教諭であり,雇用形態は正規採用の常勤である.
作業療法マニュアル40「特別支援学校の作業療法士」1)では,学校にかかわるOTは,「学校のニーズに応える」ことから,「学校内でのチームワークシステムの確立や研究事業,行事,個別教育プログラム,支援目標の設定に対する支援等,より教育現場での実践支援に踏み込むステージ」を目指すべき,と述べられている.本稿では,学校に所属するOTとしての筆者のこれまでの取り組みを振り返り,さらにこれからの展望を述べる.
Copyright © 2022, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.