昭和の暮らし・第64回
誌上展示15:花柄ポット大流行
市橋 芳則
1
1北名古屋市歴史民俗資料館
pp.380
発行日 2022年4月15日
Published Date 2022/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202947
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昭和40年代に入ると,台所に花柄があふれ出した.その最たる商品が写真のようなポットである.電気による湯沸かしや保温ができるタイプではなく,いわゆる魔法瓶である.
象印マホービンが運営する「まほうびん記念館」によると,日本で初めて花柄の魔法瓶が販売されたのは1967年(昭和42年)のこと.製造したのは,エベレスト印の魔法瓶メーカー「ナショナル魔法瓶工業」であった.
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